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会津味噌協同組合の歴史

会津に置ける「会津みそ」ブランド育成事業は、44年前の昭和37年に於ける会津味噌醸友会の発足に始まります。

会津みそ

設立趣意書によれば「業者の同志的による団結の力を結集して特色ある会津味噌の品質の向上と統一をはかり、会わせて業界の振興方策等を掘り下げて調査研究すること…」とあります。

これはまさしく「ブランドの確立事業」にほかなりません。

当時14社が会津味噌醸友会に参加し、「会津みその統一仕込みの実施」「会津みその統一袋の製作」「物産展への参加」「会津みそ看板の設置」など積極的なブランド確立事業を展開しました。

昭和43年には、会津味噌株式会社を設立し、「会津みそ」の共同製造販売を計画致しました。その後46年8月諸事情により会津味噌株式会社は解散となりましたが、このように会津方部では様々な形で「会津みそブランドの確立事業」に取り組んで来ました。

その後時代の変遷とともに会津味噌醸友会は親睦団体的側面が強くなりましたので、再度業界の後継者に呼びかけて「会津醸造倶楽部」が発足しました。会津味噌協同組合が設立されるまでは、「会津醸造倶楽部」が看板の設置・会津産大豆の共同仕入など、会津に於ける味噌業界活動の実行部隊として平成17年まで活動して参りました。

特許庁が地域ブランドの認定を開始、その申請条件が「法人格を持った業界団体」と規程されましたので、任意団体であった「会津醸造倶楽部」をベースに平成18年協同組合法にも基づく「会津味噌協同組合」を設立地域団体商標「会津みそ」の申請を行いました。